遊ぶことと働くことは、同じ次元にある

「遊び」と「仕事」は、真逆にあるもののように思われがちですが、実はどちらも同じ人間が行う行動です。だからこそ、その人の姿勢や空気感がどちらにも影響を及ぼします。

先日、現場の皆さんの頑張りのおかげで、社員7名でゴルフに行くことができました。
プレーをしながら改めて感じたのは、楽しい空気をつくるのは自分自身だということです。

ゴルフは4人で1組になってカートに乗り、順番に打ちながらラウンドしていくスポーツですが、誰かがナイスショットを打った時に「ナイスショット!」「ナイスアプローチ!」と声をかけ合うことで、お互いのプレーを尊重し合い、気持ちよく楽しむことができます。

これは仕事でも全く同じです。
お客さまに対して「いらっしゃいませ」と丁寧に声をかけることと同じように、相手を見て、感じて、言葉にして伝えることが、良い空気を生む。
それがチームワークにも、店舗の雰囲気にも直結していきます。

サボりではなく「リズムを変える」こと

勘違いしてはいけないのは、遊ぶこと=サボることではないということです。
サボりは「責任から逃げる行為」であり、遊びは心と体にリズムを与え、視点を変えるチャンスでもあります。

仕事の合間にふとした会話で笑ったり、オフに仲間と過ごしたりすることで、また次の日の仕事に前向きな気持ちで向き合える。
そうした心の余白が、日常の仕事の中でも柔軟な発想や対応力に繋がっていきます。

イメージする力が、仕事力を決める

また、「遊び」と「学び」の共通点として、イメージする力がとても重要だと感じています。
ゴルフでも、次の一打をどう打つか、風や傾斜をどう読むか。
それと同じように、現場でも調理や接客において、「この動線で動いたらスムーズかな?」「このお客さまにはこう声をかけた方がいいかも」と、先を想像する力が求められます。

勉強会での話もただ聞き流すのではなく、内容をしっかりイメージしながら聞くことで、自分の現場に置き換えて考える力が育ちます。
そうすることで初めて、現場での「行動」に落とし込むことができるのです。

最後に

仕事でも遊びでも、「自分がどう在るか」がすべてに表れます。
自分が楽しそうにしていれば、周りも自然と楽しくなる。
逆に、自分がつまらなそうにしていれば、空気はどんよりしてしまいます。

だからこそ、遊びも、学びも、働くことも、すべて自分次第でいくらでも変わる。
仕事に真剣に取り組むのと同じように、遊びも本気で楽しむ。
その姿勢が、結果的に仕事のパフォーマンスにも繋がっていきます。

「遊びは無駄」ではなく、「遊びも仕事のうち」。
そう考えられる人が、成長していくのだと思います。

今日の学びシェア

仕事も遊びも、結局はすべて自分次第です。
私はいつも「結果を出す人間になれ」と伝えています。
言われたことをやるだけではなく、そこに自分の考えや工夫を加えられる人が、本当の意味で結果を出せる人です。
そのためには、仕事だけでなく、遊びや学びも自分ごととして捉える姿勢が欠かせません。
どうせやるなら、何事にも全力で、前向きに取り組む。
その積み重ねが、自分の未来を大きく変えていきます。

気づきのレシピはYouTubeでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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