
これは、仕事に限らず人生すべてに通じる大切な考え方です。
今回の勉強会では、この言葉をキーワードに、挑戦・行動・改善のサイクルの重要性を学びました。
「結果が出るかどうか不安だからやらない」のではなく、
「結果はやってみてから見えてくるもの」という姿勢を持てるかどうか。
それが、私たちの仕事の質や成長スピードを大きく左右します。
やってみて初めてわかることがある
私たちは日々、お客さまに価値を届けるために動いています。
その中で、「これはお客さまに響くか?」「新しい試みが受け入れられるか?」といった問いには、
やってみない限り本当の答えはわかりません。
たとえば、最近導入したお客さまアンケート。
やる前は「反応が薄いのではないか?」「手間がかかるだけでは?」といった懸念もありました。
しかし実際に導入してみると、予想以上の好反応と貴重な声が返ってきました。
つまり、「実行する前の不安」は多くが仮定にすぎないのです。
動いてみて初めて、確かなフィードバックが得られる。
この繰り返しが、組織の成長やサービスの進化を支えているのだと改めて実感しました。
働くことの本質は「結果を出すこと」
社員とアルバイトの大きな違いは、「作業」ではなく「責任」を持っていること。
仕事とは、与えられたタスクをただこなすだけでなく、
「どんな結果を出すか」を常に考えて動くことです。
朝の仕込み、電話応対、具材の準備――すべての行動の目的は「結果を生むこと」にあります。
売上、満足度、再来店率、クレーム削減など、数字に見える結果もあれば、
お客さまの笑顔や「また来るね」の一言といった見えない成果もあります。
これらを積み上げていくことが、仕事の価値を高める本質的な部分なのです。
選べる楽しさでファンを増やす:無限カスタマイズの可能性
今回の新たなチャレンジとして紹介されたのが、お客さま自身が選んで作れるオリジナルパスタ。
スープだけで5種類(トマト・クリーム・和風しょうゆなど)を用意し、
トッピングを自由に組み合わせることで、32通り以上の組み合わせが可能になります。
例えば
- 明太子×トマトスープ×エビ
- シーフード×クリーム×ナス
- 和風×アサリ×キノコ など
選択肢が増えることで、「自分だけの一皿」が作れる楽しさが生まれ、
SNSでのシェアや話題性もアップします。
これは単なるメニュー変更ではなく、体験の価値そのものを提供するマーケティングなのです。
やる前に悩むより、やってから考える姿勢が未来をつくる
「オペレーションが複雑そう」「原価は合うのか?」「作業量が増えるかも」
新しいことを始めるときには、どうしても不安や疑問がつきものです。
でも、やる前からあれこれ考えて止まってしまえば、
何も変わらず、何も進みません。
実際にやってみることで、予想外にうまくいくこともあれば、
思わぬ課題が出てくることもあります。
大切なのは、その都度考え、改善していくこと。
これは、まさにPDCA(計画→実行→評価→改善)の精神です。
“完璧な準備”を待つのではなく、まず一歩踏み出すこと。
そこからしか見えてこない景色が、必ずあるのです。
お客さまが「評価する」から、価値が決まる
価格設定やメニュー構成も、最終的に評価するのはお客さま自身です。
お得だと思えば選ばれるし、満足されなければ選ばれません。
たとえこちらが「これは自信作!」と思っても、
お客さまに響かなければ意味がない。
だからこそ、「無限カスタマイズ」も含め、すべてのサービスや商品は
お客さまの目線で設計することが大切です。
その評価こそが、私たちの次の一手を導いてくれます。

今回の勉強会では、
「まずやってみる」という小さな一歩が、大きな成果につながることを再確認しました。
現状維持ではなく、常にチャレンジを続ける。
失敗を恐れず、改善しながら前に進む。
これが、傑さくという会社が成長していくための原動力です。
未来は、動いた人の前にだけ開かれます。
さあ、今日も一歩、前に踏み出しましょう。
気づきのレシピはYouTubeでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

